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2019年12月9日に、万作の会狂言師 中村修一先生による第一回目の狂言教室が行われました。
狂言は、人間のありのままの感情や態度を、正面からとらえて表現するので、解説や事前の予習がなくともわかりやすく、とても親しみやすいのが特徴です。
そして、クスッと面白い!じわ〜っと温かい♪
狂言の世界でも、独特の身体の動きや表情で、感情のみならず外界のあらゆることを表現します。
それぞれの所作には「型」があり、それを丁寧に習得することからスタートします。
やや大袈裟にも見えますが、とことん無駄の省かれた動きで、たとえば柿をもぎ取る様子などを表現します。
写真は『柿山伏』の稽古風景です。
柿の木から柿をもいで食べる「型」とのことですが、確かに少ない動きの中に、よく表現されていますね!
万作の会のご協力を得まして、次回以降も庄内能楽館でのお稽古を継続いたします。
ご興味のある方は、まずは見学からいかがでしょうか?
日程についても、引き続き、こちらのホームページ等でご紹介いたします。