祝賀能の翌日は、同じく荘銀タクトを会場にて、触れて楽しむ鑑賞会です!
映画やテレビ(NHK にほんごであそぼう)でもお馴染みの狂言師野村萬斎先生、人間国宝の小鼓方大倉源次郎先生、大鼓のお家元である亀井広忠先生、お太鼓の宗家である金春惣右衛門先生、そして、一度聴いたら忘れられないど迫力、宝生流の辰巳満次郎先生等々。 超豪華な講師陣から、直接手ほどきを受けられる機会です。
一生の思い出になることを、お約束いたします。。
2022年6月15日(水)
第1部 能楽体験(お囃子体験)
第2部 鑑賞能(狂言と能を体験し、その後に鑑賞します)
第一部、第二部ともに、鶴岡市の教育事業の一環として、鶴岡市内小学生約300人が参加・鑑賞いたします。一般参加の方も大歓迎です。体験型の学校参観として、ご一緒に参加しませんか?
【狂言能楽体験・鑑賞能】
2022年(令和4年)6月15日(水)
第一部 お囃子ワークショップ 10:00開演
第二部 狂言・能体験&鑑賞能 13:00開演
【場所】
荘銀タクト鶴岡 大ホール 他
【内容】
第一部 お囃子ワークショップ
・定員20名
・笛、小鼓、大鼓、太鼓のお道具(能学の楽器)体験
・講師:大倉源次郎、亀井広忠、金春惣右衛門 ほか
第二部 狂言・能体験&鑑賞能
・狂言能楽体験:定員20名 鑑賞能:700名
・狂言と能楽の所作についての体験講座。狂言と能の解説と鑑賞能の見どころ紹介、演目鑑賞
・講師:野村萬斎、辰巳満次郎 ほか
【演目紹介】
狂言 附子
主 野村萬斎
太郎冠者 中村修一
次郎冠者 内藤連
後見 野村裕基
能 土蜘蛛
僧 蜘ノ精 辰巳満次郎
頼光 當山 淳司
小蝶 辰巳大二郎
トモ 川瀬 隆士
独武者 森 常好
従者 館田善博
従者 梅村昌功
間 従者 野村裕基
後見 宝生和英 小倉健太郎 藪克徳 辰巳和磨
笛:藤田貴寬 小鼓:大倉伶士郎 大鼓:原岡 一之 太鼓:金春惣右衛門
地謡 武田孝史 水上優 和久荘太郎 小倉伸二郎
髙橋憲正 佐野玄宜 木谷哲也 田崎甫
【チケット】
一般発売
4月2日10:00〜 (先着順)
購入方法
(1)庄内能楽館(座席指定可。現金決済)
- 購入確定から2週間以内に荘銀タクト鶴岡へお支払(現金決済)
- 希望者には代金引換で郵送(手数料600円はお客様負担)
(3)荘銀タクト鶴岡窓口(座席指定可)
チケット料金(全席指定・税込)
お囃子体験のみ 1,000円
鑑賞能 一般5,000円 / 学生2,500円(25歳以下、要学生証)/ 中学生以下無料
【お問い合わせ】
庄内能楽館
■電話: 0234-33-4568(平日10:00-17:00)
【感染対策等】
当館ではコロナウィルス 感染予防として、館内でのアルコール消毒、十分な換気、客席の間隔を開けるなどの感染症対策を取っています。舞台と客席の十分な距離を取り、安心してご鑑賞できるように努めております。
お客様には、マスクの着用、入館時の検温、手指の消毒、連絡先への記帳をお願いいたします。
【演目紹介】
狂言 附子(ぶす)
主人が太郎冠者と次郎冠者に留守番を言いつけ、桶の中に附子という猛毒が入っているので決して近づかないように、と言い残し出かける。 附子が気になって仕方がない二人は、こわごわ様子を探ると、中身の正体は実は砂糖! 二人は夢中になって全部食べてしまう。言い訳の方法を考えた二人は…。
能 土蜘(つちぐも)
源頼光は、近頃原因不明の熱病に罹って、病床に過ごし、侍女の小蝶が典薬の頭の調じた高貴薬をすすめても、いまは死を待つのみだと嘆きます。
夜も更けすぎるころ、姿は蜘蛛に似た僧形の者が頼光の枕許に近づくので頼光は名刀膝丸を抜き放ってニ、三太刀浴びせかけると、化生の者は糸を繰りかけて退散します。
異変を聞きつけた家来の独武者(ひとりむしゃ)は、夥しく流れている血の跡をたどって、大和の葛城山中の岩間の陰にある土蜘の古塚をつきとめ、見事に土蜘の精霊を退散し、凱歌をあげて都へ引き上げます。